金光教では主に春と秋にご大祭が仕えられる、そんな中に九州地方の教会では夏にも大祭がある、これは金光教が立教したもののたたずまいは長年質素で、見かねた九州の布教の祖である桂松平師が一心を立てられ本部造営に全身全霊を捧げられたことに由来する。亀有教会も例年8月の第四日曜日に仕えさせて頂くが、今日8月16日は親教会の合楽教会で仕えられている。
私の中でご大祭の記憶始めは夏だった、そう言い切れるのはある確かな記憶があるから・・・食いしん坊ならではのハッキリした記憶、夏のご大祭には直会にパンが配られていて直会が何かもわからないが渡してくださるまま手に取り、片隅で紙袋を開けると例えようのない匂い!あんぱんとメロンパンが入っていた。食べてもいいのかなと周りを見ながらもおいしそうな匂いに抗えず、あんぱんを口に入れる「こんなパン食べたことない!?」びっくりし、生地とアンの絶妙なバランスを歯ですり潰しながら感じ、夢中で頂いた。メロンパンは持って帰ったと思うがそれ以降、いつまたあのパンを食べれるだろうと教会へ着いて行く楽しみのひとつとなった。結局はあのパンを食べることはできなかった、修行に入った頃には仕入れのパン屋さんが変わったらしく、まさに幻の品となった。
私の教会への道は節節に食べ物が鍵となっている、人それぞれにご神縁のドラマがある中、私ほど食べ物が出てくる人はそういないと思う、何だか食い意地が神さまとの接点なんて恥ずかしい。今日も一日ありがとうございました、夏のご大祭は大節です。
