一蓮托生

ここにきて信者さんからの抜き差しならぬ大事なお届けが続いている。そのような中、この数日、私、そして家内と立て続けに体の上に修行を頂いた。今月28日には布教25年の御大祭、子供たちも、それぞれ年度の変わり目で猫の手も借りたいような中、「何でこんな時に・・・」と言いたくなるような思いに駆られそうになった。しかし、その時ハッと気がついた。「ここで不足を言ったり、心を崩すようなことがあっては大事なお届けをされている真っ只中の信者さんたちに響く」ということだ。すぐに心を神さまの方に向け直した。
私たち教会の者の心の有り様は良きにつけ悪しきにつけ、そのまま信者さんの上に反映されてくるということ、そして信者さんが大事な局面にある時、神さまはせめてもの修行を私たち教会の者に求めてこられるということ・・・、これは18年の教会生活を通して切実に感じさせて頂いてきているところだ。
直信先覚のような荒行は出来ないが、せめてこれぐらいの修行は不足を言わずに黙々と頂いていきたいと改めて思う。

布教功労者報徳祭

去る2月24日、早くも春の到来を思わせるようなご陽気の中、教会長ご祭主のもとに布教功労者報徳祭が麗しく仕えられました。このたびの御祭典では熊本県・苓北教会、末永道彦先生・明子先生夫妻の長女・大華(ひろか)さんが参拝のおかげを頂かれました。
祭典後は道彦先生の叔父にあたる末永邦昭さんが感話発表を務め、一家一門が合楽教会に御縁を頂き、子孫繁盛家繁盛のおかげを頂くまでのルーツを語られました。大華さんは邦昭さんが感話発表をすることを知らない中での参拝だっただけに一同、神ながらなお繰り合わせを感じずにはおられませんでした。最後は即興で邦昭さんお得意のハーモニカ演奏も飛び出し、明るく楽しくありがたい御祭典となりました。



寒信行成就

先月6日から一ヶ月間に渡って貫かれてきた寒信行期間が4日の立春をもって終了した。
教会では毎早朝5時より御祈念・御理解が粛々と行われた(これは寒信行期間に関わらず常に貫かれてきていることでもあるが・・・)。信奉者においても、志ある者はそれぞれに工夫をして取り組んできた。とりわけ今月24日の布教功労者報徳祭で感話発表を務めることとなった末永邦昭氏は寒風の中にあって今年も元気に早朝参拝を貫かれた。
信行期間で取り組んだことが立教160年、初代合楽教会長25年、そして新しい元号が定まるという大節年から芽を出していく、伸びていくための基盤となることを願います。

亀有の宴

 

この上ない晴天のお繰り合わせの中、去る13日の日曜日、新春恒例「亀有の宴」(新年会)が開かれた。まずは午後1時から開会の御祈念、引き続き持ち寄りのお料理をつまみつつ、しばし歓談、お腹も満ち足りてきた頃より、参拝者一人一人が、それぞれ事前に引かせて頂いたみ教え福引きについて発表、会場は終始、笑いあり感動ありで和やかな雰囲気に包まれた。また今年も皆さまのご協力を頂いて、それぞれに景品も配られ宴の雰囲気に華が添えられた。
当日は3年前より郷里の臼杵に戻られていた河野よし子さんも久しぶりに参拝、一同、懐かしい再会となった。最後に教会長よりご挨拶を頂き閉会、お互いが今年一年の信心の指針となるみ教えを頂くひとときとなった。なお、み教え福引きは寒信行期間が終了する来月4日まで引けるので、当日御参拝できなかった方も是非、おかげを頂かれますよう!

元日祭

空に雲一つなく、風も穏やかな快晴の元日、髙松順子教会長ご祭主のもと、今年最初の御祭典、元日祭が仕えられた。今年は合楽教会初代親先生25年の式年、立教160年、そして新しい元号も定まるという「三つの節」が重なり、私ども亀有教会をはじめ合楽教会・関係教会にとっても、教団にとっても、お国にとっても、とりわけ大切な年となる。祭典後はそのことに関わって教会長(祭主)より新年のご挨拶を頂いた。
その後のお直会では銀座の中島さんよりお供え頂いた、お重のおせちをはじめ、お正月にふさわしい品々をみんなで頂いた。更に直会後も互いの信心話や近況報告、挨拶があちこちで交わされ、帰路に立つのをいつまでも惜しむかのような参拝者の熱気が広前一体を包み込む新年の幕開けとなった。

19.01.01 元日祭教会長挨拶