もう5.6年は経つだろう、この辺の野良猫グループに属さない迷い猫が現れるようになった、毛は黒でフサフサしかも毛量が例えようもなく多く、一見猫に見えない姿だ。初めのうちはこの辺りのボス格から追い立てられ、たびたび追いかけられる様子を目撃した、元は飼い猫か、たまに教会ベランダ横の屋根にてお昼寝していることもあり、目が合うとなんとも愛らしい瞳をしている、「頑張れ」と内心応援。
最近はその愛らしさのままにボスファミリーに受け入れられ、後を追い追い行動している。また、朝早くと夜になってとそれぞれ餌を野良ちゃんに配る人もいて、生活は安定しているようだ。
この猫を見ると、自分もこの知らない町に流れ着き、日々神さまのやっかいになっているのだなと非常に共感する部分がある。愛らしさでこの猫が生き延びているのなら私は、神さまのおかげを頂かなければ明日がない、切羽詰まった存在だという自覚で生きている。ともあれこの猫は本当にかわいいのです。
