工夫ある日々

災害級の猛暑が続き教会近辺には度々救急車の音がする、たまにお世話になるヘルパーさんもこの季節は訪ねると全く冷房を入れない方もいて、どう言ってもダメだという。ただ私も教会でないなら冷房は使わないと思うし、ましてや1人暮らしの人は金銭面でも躊躇する気持ちはよくわかる、使ったら払うものが発生する、本当に困る。
二階の休む部屋はエアコンがないので、日中は雨戸を閉めていて、夕方からは網戸にして開け放し空気を循環させる、この時洗濯物を干して打ち水効果で一石二鳥、数時間経つとまあ過ごせるようになる、主人と考えながら工夫していくことがなかなか楽しい。子供や教会長には環境を整えることが必要だが、私たちはいろいろ練り上げ手を尽くすことを大切にしたい、これからどんどん思わぬことが起きるかもしれない中に、生きるしぶとさを少しは持っていたいと願う。それでももったいない想いの方が強い、自分にはここでの日々が奇跡のように思えてならない、なんのお役にも立てていないのに・・・。
今日も教会家族それぞれにお使い回し頂きました、ありがとうございました!。

遠征試合

今年度から学校を変わり、新たな部活動にも励んで4か月が経つ下の子、先日初めて他校での練習試合に参加したが、新入部員だから審判とかだけだよと言いつつも、初経験の遠征に緊張気味な姿がとても微笑ましく有り難い。朝の準備もいそいそと出発した。
8時過ぎに出て5時間後の1時過ぎに帰宅、いつもはただいまと言いさっさと手を洗いに行くが、なんだか嬉しそうな表情でいる、お昼の御祈念中だったが「どうだった?」と尋ねると「試合出た、負けたけど4試合やって1試合5セットまでいって勝った」と一気に話してくれた。お昼ご飯を食べさせて信者さんのお参りがひと段落した頃、教会長や主人にも報告していて、本当に嬉しそうな表情にみんなで初試合の喜びを分かち合った。
いつも自分の感情よりも人のことを思いやり、時にじっと我慢をしがちな子、身近な大人の責任として子供時代をできる限りのびのびと、思い切り生きて欲しいと様々に毎日向き合っている。
2人の子供はあと10年もしない間に、自立して旅立つだろう、すでに個としては歩みだしている。子供を預かった成り行きを精一杯努めさせていただこう、こういう心境は亀有教会で出会った方々のおかげで気がつかせて頂いた、本性は子供になんの関心のない私なのですから。子供も信者さんもご近所の方も、教え導いていただきありがとうございます。

セミの幼虫

教会前は桜の並木道、ということでこの季節の楽しみはセミの幼虫が土から出て、羽化する様子を観察できるのだ!しかもこの燃えるように暑くなると、夜8時を過ぎた頃にはあちこちでカサカサ場所取りの幼虫がうごめいている。10時頃になるとドウダンツツジや桜の幹や枝に殻を出て羽が伸びているもの・丸まっているものがが、少し緑がかった白い姿を現している、ちなみにこれら全部アブラゼミ。
10年と少し前、上の子供と通りに出て星を眺めていたら、犬と散歩している見ず知らずのおじさんが「ほら、今日はいっぱいいるぞ」と声を掛けられ、何のことかわからずにいると「ほら、ここもここも、セミの幼虫だよー」と楽しそうに教えて下さった。そのままたちさられたが、その後子供とじっとそれらを眺めた、子供は当然だが私も初めて目にする光景だったのだ。以来夏真っ盛りになるとセミの幼虫を見つけに外に出る、元気のいい幼虫がいると部屋に運び(直に触らないようにして)、網戸を登らせた。数時間がかりで羽化する様子を教会長にも見せると、やはり初めての虫の羽化に驚かれた。
ことしもここ1週間でセミの羽化ラッシュが訪れている、ミンミンゼミやニイニイゼミも鳴いているが、この二種類は幼虫すら目にしない、抜け殻だけは発見することはあるが・・・。
夏の楽しみはさまざま、盛りだくさん!今日も一日ありがとうございました。

暑さで気がつくこと

金光教亀有教会は二階建ての民家を改造して、お広前を一階に設けている、二階は二部屋あり普段私達が起居しているが、屋根の高さがないので夏は暑い。子供の部屋は数年前の改築の時、大工さんが断熱材を倍入れて下さったので大分気温上昇が緩和された、もう一部屋の方は主人の事務の仕事や普段使わない用具を収納しているが、この時期はサウナ並みに暑いのでベランダでは洗濯物が干からびそうなため、この部屋で乾かすようにしている、少し室温も下がり一石二鳥!焼け石に水かもしれないが・・・。
暑くなってもすぐには汗の出が良くない、汗腺が詰まっているのかな?1週間近く経つとスーっと汗が出るようになり気持ちいい。アイロンもこの暑い部屋でかけるが汗が吹き出てありがたい、自分の健康を感じる。面白いことに若い頃より健康的になっている実感がある、教会の規則正しい生活のおかげだとしみじみ感謝しかない、和賀心は夢のまた夢だが体の丈夫は年々頂いている、勿体ないことです。それよりも教会長の熱中症には厳重注意、緊張感をもって日々心を使わねば!今日も一日ありがとうございました。

夏本番です

8月に入りました、今日は月始め祈願の月例祭に猛暑の中、道中2時間ほどかかる信者さんが幾人もお参りされ畏れ入りました。祭典後は代々金光教一家に育った方が生き生きとしたお話を聞かせてくださり、代を重ねた信心は徳があるからこその責任があり、自ら一筋に取り組まれる姿に大変な覚悟を垣間見せていただきました。
私は金光教が家にやって来たことを明確に覚えており小学校の2・3年生の頃で、たかだか40年も経たないほどの信心履歴では根の浅さを痛感するばかり、ちゃらんぽらんが少しは筋が通って来たかとは思います・・・が、やはり代を重ねた方の洗練された輝きを目の当たりにすると、まだまだ砂の真砂の一粒にも足りない自分の姿が見えてきます、穴があったら入りたいわけです(相当でっかい穴を掘らねば)。
信心の熱情より、ただ師匠を慕いそのご家族に惹かれて今の信行生活の糧として来ました、そろそろ自立しなければならないのだろうなぁ。令和の課題になりそうです、今日も一日ありがとうございました、今月もよろしくお願いします!。