海の恵みに感謝

年の瀬を感じることに珍しいお供え物が神さまに上がることがあります、かまぼこや冷凍の干物、果物類に年明けの福引の景品など多岐にわたり、小さな教会はいよいよ所狭し、ありがたいことです。
今夜は昨日お供えになった殻付きの牡蠣をフライパンで蒸していただいた、海知らずの子供達と教会長ですが美味しいものは分かる、柚子をちょっとたらしたものを下の子は言葉を出すこともなく黙々と、教会長は唸りながら食べていた、主人と私も唸りました。
海なんて何年も見ていませんが、こんなに贅沢な時間を味合わせて頂き、お供えされた方の真心にもったいなさとありがたさを感じます、目の前に子供の頃見ていた海が潮の香りと共に広がりました!。葛飾区亀有にて日々生きています、今日も一日ありがとうございました、畏れ多いことばかりの広前です。

完成です!

教会活動とは関係ないのですが…今学期はPTAの広報担当でして、校内の行事や校外でのPTA行事を取材したり、参加したり務めさせていただきました。5人のメンバーで作業を分担し、紙面を構成して先生方にチェックしてもらい、今日印刷所から完成した新聞が届きました〜、嬉しいです。最後の作業は6面中の3・4面を入れ込む、近隣のいろんなお役の方々への発送分を封筒へ入れる(100は優に超えてました)、クラス毎の数に分ける、そして年末なので広報部の備品整理なども含め、無事終了です。
葛飾区は外国人が多くPTA活動も影響が出ていて、学期担当が2人だけという事態もよく耳にします、そんな中に5名の人間が集まり手分けできたことは、神さまの応援を頂いたとしか思えません。私はパソコン作業などは苦手ですが、そこに得意な方がいて、写真撮影が上手い方がいてと、神さまの配剤だと終始お礼のお務めでした。何より子供が頑張っている学校に関わることができたことは収穫も多くありました。
内のことも外のことも車輪のようにバランスよく回して頂きまして、ありがとうございます、夜の集まりは主人や教会長にも負担をかけますが、毎回気持ちよく送り出してもらい助かりました!今日も一日ありがとうございました。

悲喜交々

3カ月ほど前から家で倒れてそのまま入域された信者さん、高齢で地方在住なので心がさざめく思いでいたが、すぐに電話で「リハビリがんります!元気になって亀有教会にお参りに行きます、先生たちにまた会いたいです‼︎」と声音も高くお届けされ、受話器を持つこちらの胸が高鳴るほど感動し神さまに御祈念させていただいた。その方は十分長生きかもしれないが、ここ10年電話でのお届けやお初穂を奉ることは貫かれたが、参拝は叶わないままなので、もういちどお礼参拝に行かせて下さいという混じり気のない一念でのお願いなのだと感じた。そして今日「明後日退院が決まりました!関東にいる子供と一緒に暮らします、主人の式年祭は亀有教会で仕えて頂きたいです」と、弾けるように電話でお届けなされた。
今年はお国替えが多いです、金光教立教160年、初代合楽教会長25年の式年祭、亀有教会布教25年、節目の年だと誰もが納得する内容がありました。別れは受け入れるのに時間がかかります、ゆっくりゆっくり成り行きの中に心を溶かして、この悲しみも喜びも味わいながら、明日もここで生きます。今日も一日ありがとうございました。

さらば〜傘立て〜(某アニメ主題歌風)

亀有教会が設立して24年が経ち、お世話になった物との別れが続く、電子レンジからは基板が焼けるような臭いがし出し、間もなく反応なしに…毎日お弁当のおかずや冷たいご飯を温めたりと欠かせない働きをありがとう、お世話になりました。
そして一年近く前の転倒により枠と支柱の溶接部分が外れた傘立て、ここ数年家族の傘が大きくなったためかバランスに耐えきれず倒れることが多くなっていた、溶接はできないので大きさが合う?ネジを枠と支柱に差し込み、外れないように針金でグルグル巻きにしていた。ところが2カ月ほど前にネジがなくなった(多分台風のどさくさで)、同じネジはない上、針金も役に立たずサビも出始め満身創痍…雑巾で拭いて大事にしていたが、これから先は執着心だと感じ始めた。
ちょうどその時期、東京の某教会の先生がお国替えになり、主人が参列に行くと偲び草に立派なカタログギフトを頂戴してきた、しばらくお供えしていたが、気になり目を通すとそこには傘立てが2種類、時節だなと思い教会長や主人に相談して注文させて頂いた。ほどなくして届いたがそれでもやっぱり別れ難い、今年最後の燃やせないゴミの日の今日、思いを切って集積所へ送り出した、しばし別れの御祈念を。
人も自然も物も出会いと別れがあると思う、亀有教会の御用を通して出会いに恵まれている日々に感謝が足りません、今日も一日ありがとうございました。

未完成のまま永遠に

先月仕えられた合楽教会初代親先生の25年式年祭、亀有教会の信者さんもお繰り合わせを頂いた方々15名が参拝させていただき、その際親先生のご挨拶を拝聴し共鳴され、何か自分にできないかと一心発起された方が、これを見て欲しいと勢いよくお参りに来られました。10枚の紙につづられたのは「和賀心の必要性」について、教祖様の信心の遍歴や先師のお言葉、合楽教会の初代が通られ切り開かれた信心の道のりについて端的にまとめたものでした。70代後半になる方です、金光教のお道修繕、そのお役に自分も立たせてくださいと覚悟を決め「和賀心への案内」本の作成提案をされたのです、もう一度、70代後半です。
青臭いほどの熱情にこちらも胸が高鳴る思いでした、教会にはこの世代の方が多くお参りされますが、人の世の常で家庭や財テクのことに心の重きを置くようになる傾向が顕著。生きているのでお金は大事ですが、不動産のことや株価について一喜一憂する人に「あなた何を1番信じてるの」と問いただしたくなる時もあります、そんなこと言える自分ではないですけど。なので今日は嬉しかった、亀有教会はこれからもっと神さまに使っていただかねばと帯をキュッと締めていただいた気持ちです。
若さは年齢ではない、生き方だと痛烈に思います!今日も一日ありがとうございました。