すみれの花

風邪気味の上の子に嬉しいことがあった、大好きな宝塚の雪組がテレビの歌謡祭に出演し、その上ツイートが多かったそうで、翌日も余韻に浸っていた。以前は信者さんで宝塚ファンの方がチケットが余分に取れたからと子供を誘って下さったが、100周年を迎える頃からファンクラブや友の会でもチケットが取り辛くなり、観劇の機会も少なくなった。とは言え子供も学校生活が忙しくなり、有料チャンネルの月に一度の無料の日に楽しんでいる。
宝塚なんてまったく縁も興味もなかったが、亀有教会にきて数年経った頃2人の方にそれぞれビデオを渡された「見てください」と、それが宝塚の作品で正直困ったなぁと思った。それから月刊誌を渡されジェンヌさんの人柄に触れるうちに、今まで経験のないな文化の世界だなと感じ始め、今では子供2人や主人も外せない共通の好きなものになっている。女性の集団で共に励み、美しく清楚でありながら舞台公演を3ヶ月近く務めるその辛抱強さには驚く、皆さんひょろひょろなのに体力と強靭な精神力はきっと学年が上がるほどに培われるのだろう。せめて自分も辛抱強さは身につけないと…、ジェンヌさんの爪の垢を飲んでもあんな風には絶対になれないのだ、同じ人間だが素質が違うと思いたい!。
今日も一日ありがとうございました、暑い夏がやって来ました。

変化するもの

部活動に参加している下の子は毎日3時間の練習は今年が初めて、夏休みに入り1週間経っていないが「3時間は長いし」とつぶやいている、わりに開始時間の40分前にはいそいそと家を出るのでやりがいを見出せてるのだろう、表情も明るくなった。何かに打ち込むと相乗効果で生活にメリハリが出てきた様子、テレビで映画や昔のアニメを見ているがゲームには触りもしない、ピアノの練習は以前より熱心だ。
今は紫外線に敏感で頬や身体に火傷のようなものが浮き出る、この人は小さい頃から身体に修行を頂いているが、あなた自身だけではなく親の自分にとってもこれが神さまとの接点だよねと話をする、こうやってお互いに神さまの願いや想いを探る日々、きっとかけがえのない時間、日々。
日常の中には苦しく思うことももちろんある、積み重ねていくのは不安な中にも見出す一筋の光「神さまの願いなのだ」と教えて頂いていることを求めていく姿勢、だから立ち上がれる。毎日教会の広前でこのように生きています、今日も一日ありがとうございました!。

習性というのか

上の子は幼稚園に通う頃からある特殊な能力がある、1週間きっちりと登園し休日は発熱するというもので、小学生中学生の頃も休み中にウイルス系の病気になったり、今は長期休暇に入るとやっぱり熱が出る、ということで欠席はほぼナシできている。
今年は学校で夏期講習があるので何としても行くという、マスクを数枚携えて気合いを入れて出発、ホントにこの人はまるで修行僧のような厳しさを己に課す…何も言えない。
子供は育つようにそだつ、親というお役目を頂いているが何の役にもたっていないと感じることは多々あり、たくさんの成り行きの中に2人の子供はすくすくとお育てを頂いている。どうもありがとうございます、今日もお世話になりました!。

黒衣

夏期信行中は毎日黒衣を身につけて臨む、黒の長着 黒の袴 黒の羽織、私は26年前金光教学院に進む折、合楽教会の女性信者の方々に一式縫って頂き、未だそれを使っている。思えば教会の女性信者室でワイワイ集まり御用されていた方々、ほとんどお国替えになられた、26年はそれだけの時間だ。
だいぶ繕いが必要になった年季の入った黒衣、しかし教会修行中はガサツな動きで袴の裾や長着の裾を破ってしまい、それをほっといて女性信者の方に見つかり「すぐ持って来なさい!」と言いながら連れて行かれ、黒衣を修繕しながら叱られた思い出は宝だ。
金光教の教師になり25年が経った、子供のことで教会長のこと信者さんの事、神さまに試される日々は続く、道は果てしない、この黒衣を身につけると仕立ててくれたおばちゃんたちの顔が浮かぶ「先生がんばらんね〜!」はい、これからも応援お願いします!。今日も一日ありがとうございました。

旅立つ〜虫編

先月のとある週末、主人と下の子で自転車で20分ほどのところにある都立公園へ、目的は「ヤゴ」の採取…張り切って向かうが久しぶりのヤゴ取りは悪戦苦闘、結果とても小さくひ弱そうなヤゴ1匹。今までギンヤンマやアカネ系のヤゴは育てたことはあるが、初めて見た小さなヤゴ、育つかなどうかという感じ。
1か月の間に脱皮を1回し、下の子は「死んでる!」と抜け殻を見てショックを受けたり、生き物がいると面白い。落ち着きがない性格で水の中をびゅんびゅん動く、そしてここ2日ほど水面から出ている時間が多く見られ、木の枝を固定して登る準備も完了…。そして今朝5時半にはすっかり殻を脱ぎトンボの形!!羽を伸ばしている、まだ広げてはいない、皆気になって仕方がないがともかく見守り、身体や羽の模様がくっきりと見えてきた、相当慎重な性格のヤゴ→トンボだが数時間後に無事に飛び立った、ああよかった。
生き物は責任が発生するのでどんなに小さくとも飼うのは覚悟がいる、それにこうやって羽化成功は嬉しいが、蝉にしても蝶にしても羽化不全はつきもので悲しい。今日は雨も止み旅立ち日和、鳥に気をつけて元気で生きてほしい!、今日も一日ありがとうございまし た。