常ということ

いつもなんでも揃うスーパーマーケット、私くらいの世代はそれが日常当たり前、ところが先だって巨大台風接近の報道をきっかけにか…普通に買い物へ行くと棚がスッからかん!?パンは分かるけど、なんで肉と卵と牛乳がないのか、買い占めに遭遇して本当に驚いた。
教会ではこの日、教会長の避難を検討していたが、水はあるものの特に食料については考えておらず、これではいけないと急いで仕込んでおいた米を炊き全部おにぎりにした、教会に残る主人には即席味噌汁と干物を焼いた物を準備して、空いた菓子箱におにぎりとソーセージを詰め子供2人と教会長を先に避難先の小学校へ送り出した。全体が動くとこちらもその気になる、結果は浸水被害や屋根が飛ぶこともなく戻ることが出来たが、避難してよかったとこの経験が価値あるものとして残った。
あれから10日近く経つが被災の影響か、いつも買う牛乳が売り切れていることが今だにある、何もかも当たり前ではなく、ちょっと便利すぎる世の中に神さまから過ぎていると教えて頂いたのかもしれない、欲しいものがあるからおかげではない、いつも生活がそこにあることがすでにおかげなのだと思う。今日も一日ありがとうございました!。

新人戦

今日は下の子の新人戦の日、本当は一週前の土曜日がその日だったが台風のため延期になっていた、そのため区の体育館ではなく、うちからは比較的近い中学校が会場になった。
卓球部に入りまだ半年で公式戦の経験も2回目、前の日から緊張しているようで良いなと思いながら見ていた、伸びていた髪の毛も切る気になったようでサッパリとした姿、個人戦で全学年負けた時点で帰るらしく「遅くなるといいね」と言いつつ送り出した。
午後の御祈念後、来週の御大祭に向け信者さん方によるご神前洒掃がとり行われた、真心込めた御用は神さまの栄養になるのだろうなと感謝で一杯になる、洒掃後お茶と甘いものを頂きながら、あれこれ信仰についての話で賑わう、亀有教会ではよくある光景だが現在金光教の教会では元気がないところが増えているとも耳にする、ただ日本の経済や世界情勢の変動も激しいので、どんな分野も同じなのだとも思う、今を当然と思わないように。
みなさんが帰られ、しばらくして下の子が帰宅、同級生が1人都大会出場の権利を獲得したそうだ、本人は3回戦フルセットまで持ち込み敗退、悔しそうだがその経験が何物にも代えられないのです、半年でよくぞここまで頑張ったと皆で拍手した。
さあ1週間後は大祭だ、大祭は試験日とも教えていただいている、今回は合楽教会の教会長はお見えにならないという、それを聞き一気に緊張感が増している、親が来ないと不安だ。今こそ独り立ちの時、教会の自立を改めて神さまが願われている!今日も一日ありがとうございました、子供達共々成長したいです。

レレレのおばさん(by天才バカボン)

朝まで激しく降った雨が昼ごろ止んだ、この季節は時間があればいそいそと落ち葉掃きへ出る、歳をとったソメイヨシノの並木道、今年は2つの大きな台風で老いが加速している、ガンバレ!亀有桜通り。
なんてことを思いながらお掃除していると自転車が目の前に、隣のおじさんだ「いやんなっちゃうね〜、はいてもはいても終わりゃしないよ」とこの時期定型のご挨拶、言う割には毎日せっせとお掃除される、ご近所にはこういう方が多い。「先生元気?孫が先生窓越しに見えないって言ってるけど」いつも教会長のことを心に掛けて下さる、びっくりさせてやろうと思い「先週、先生連れて避難しましたよ、小学校に」、おじさん一瞬固まり「先生連れてったの、行ったの!小学校」やはり驚かれた。大丈夫だと思ったけど浸水したら先生を屋根には登らせられないし、何にもなければ笑い話で済むから行きました〜、そう言うと「そうだよなぁ、先生雨ひどくなったら動かせないもんな!」と納得され、自分が9歳の時に一番近い中川が決壊したことや、親戚の家に避難をして舟で家に戻り片付けを手伝ったことなどを話し出された、代々この地に住む人のお話を承り避難の賜物だなと畏れ入った。
あの避難から1週間、地球のエネルギーには恐れを感じるがそれでも生きている、生命宿る太陽系唯一の星、精一杯てんてこ舞いしながら生きよう!今日も一日ありがとうございました、掃き掃除ができるほど元気が戻ってきました、合掌。

中間試験

上の子は中間試験真っ最中、以前は試験1週間前からピリピリモードになり、下の子が呑気に遊んでいると「キーッ!」となっていましたが、ここ2年くらいは上手に息抜きをしていて、そんな姿に成長を感じます。下の子はどんな状況でも自分のペースを崩すことなく、試験前も後もそれほどの変化なし、上の子からきつく当たられても優しくされても、いつも変わらず過ごします、これもこの人の特性だなと感心します。
今回風邪をひいたことで家族が皆蒼い顔になるのが一番修行でした、自分が常日頃騒がしいからでしょうけど私が黙っていると「シーン」という文字が天井いっぱいに広がります、それでもなんとかご飯を作りみんなで食卓を囲んで学校のことや部活のことを尋ね、信者さんの嬉しい話などするわけです。いつも通りでないときにいつも通りを努めること、これが大人にとっての試験なのかもしれません、思えば今まで出会った尊敬する方々はどんな修行下でも、その修行を乗りこなすというか颯爽とされている。
今回たかだか風邪とはいえ、神さまから出された試験に不合格だったかなぁと思います、被災地のことを思い過ぎ、少し心を追い詰めたようです、やはり過ぎてはいけません。
元気な心で信心生活に改めて取り組んでみます、今日も一日ありがとうございました!。

やはり風邪

昨日から予兆があり気をつけていたが、結局風邪をひいたようで…ご飯の準備とお洗濯と教会長のお手洗いや食事などはやりつつも、あとはボーッとしていた。主人は明日の月例祭準備があり忙しい中、私を気遣いなるべく休んでいなさいと言って下さる、もったいない。
この1週間PTAの打ち合わせや台風対策や避難など普段にないものだったので疲れもあるのだろうが、今日は大事な検査を控えた信者さんの家族があり、その事をお願いしながら最低限だが1日お使い回しを頂いた。夕方無事、検査が終わり本人も目を覚ましたとお届けがあり、ひとまずお礼申し上げ、油断も隙もないのでできるところは大切にしたい。
今日も一日ありがとうございました、被災地だらけの日本、ここで頑張らなくては!合掌。