下町らしさ

葛飾は職人さんの町です、家族経営の刃物工場や工務店、革製品の工場に製紙にまつわる倉庫など、その辺りを歩くといろいろ発見が多いです。建築に携わる方も多くてお隣さんは一人親方 特殊な技術屋さん、または鳶職と毎朝(毎夕)工具を積んで現場に向かわれます…そしてこの1ヶ月半は、違う町のように静かだったのです。昨日解除された緊急事態宣言!教会前の桜通りは早朝から何台もの車が、弾むような音を立て通って行きました、久しぶりの葛飾の朝と言ったところでしょうか。
それでも7時を過ぎると一旦静かな町へ、この時間にはすぐ近くにあるスポーツ強豪校の生徒さんたちが平日のみならず、土日祝日返上で大きなバックを背負って朝練に向かいます、まだその光景は戻りません。
宣言下も変わりない教会長の御神勤でした、今日もいつも通りのお広前です、これからも新しい信行をよろしくお願いします、ありがとうございました。

おめでとう!

5月25日は教会長の叔父さんの誕生日です、7年前にお国替えされているので歳を数えることもないのですが、88歳 米寿なのねと皆で話していました。福岡は久留米の裕福な家庭に生まれ育ち、高校を卒業後はさらに勉学に励むはずでしたが家運が傾き、大学進学の思いを振り切るように単身東京へ、全く縁のない銀座のお鮨屋へ丁稚奉公に上がるのです。そこから並々ならない努力研鑽を積み、1番弟子となり、店主のお嬢様とご結婚から数年の後に暖簾分け、店を構え立地の良くない場所にもかかわらず、連日席が足らないほどの盛況ぶりだったそうです。生きざまがカッコよく人の5倍くらい濃密な人生を歩まれました、亀有教会もこの方がいなかったらないのです、たくさんの人に様々な影響を与え続け、鮨屋の大将、そして信心による人助けをそっと貫かれた偉大な人です
今日はこの方のお徳に包まれたような一日でした、この日に緊急事態宣言解除になったことも偶然ではないように思えるほどです、御霊の世界からのお祈り添えに御礼申し上げます!。
それから皆さまこれからの新しい生活様式、どうぞよろしくお願いします、少しホッとしてもいいですよね、合掌!。

終わり 始まるもの

東京でも明日、約2ヶ月続いた緊急事態宣言が解除されるようです、亀有教会は3月から信者さんには参拝を控えて頂きましたので、ようやく春が訪れるようなほのぼのとした気持ちを皆で味わっています。
和賀心信行期間と銘打ち日々を頂いた今回、今まで改まることに気がつかなかったことを気がつかせてもらいました、教会長のこと 子どもたちのこと 主人のこと、実意が足りない部分や逆に情が邪魔をしているところ、お参りがないという経験のない状況に、家族間は密度の濃い時間や関係を紡ぐことができたように感じています。徹底してお籠りに努めた子どもたちにも感謝します、教会長が感染しないように早い時期から慎重な行動でした。
解除されても引き続き新しい生活になります、ご祈念や教えを頂くことは心が折れない乱れないために必要不可欠です、信心を柱に皆さまこれからもよろしくお願いします。今日はことさら空が美しい青でした、ありがとうございました。

月例祭でした

23日は初代教会長祭り日月例祭です(月の帰幽日)、神さまへ御礼申し上げ縁ある御霊様にも御礼を込めて御祈念をあげさせて頂きます。3ヶ月の間、信者さんにはそれぞれの場所で心作りに稽古に励まれていることでしょう、教会は変わらずに日々神さまにお仕えしています。
昨日下の子の髪を切りました、またすぐ伸びるからとハサミに任せて切りましたら「ウワ〜ッ!なにこれ‼︎」と、大不評を買う出来栄えになりました(ゴメンよ)。そしたら今日しげるさまからのコメントに、お父様への面会と散髪にようやく行ける旨が書いてありました!毎月散髪に連れて行くとお聞きしていたので気になっていました、こういうことを喜び合えることが本当にありがたいですね。
新しい生活と教会広前の準備、日々とても楽しみです。今日も一日ありがとうございました、夕方久々に青空が見えました、合掌!。

春を待つ気持ち

今日は下の子の学校からメールが来ました、6月1日から段階的に学校を再開するというお知らせです!3ヶ月ぶりに明るい兆しが見えてきました、子供たちはみんな今まで親も経験のない状況の中で一所懸命に生きてきたと思います。元に戻りはしませんが、これからの新しい学校生活を、共に育ちながら歩んでいきたいです。
それぞれの場でいろんな局面に立たされることと思います、今しばらくはそこに神さまを感じ粛々と日々を生きて行きたいです、今日も一日ありがとうございました、合掌!。