うるさいほどの蝉の大群、毎年夜に羽化真っ只中の姿を見ようと桜通りにでると、すぐ目の前のドウダンツツジに発見することができます、果実のようにプラプラぶら下がる緑がかった乳白色。子供たちが小さい頃は歩き回る幼虫を木の枝などに渡らせ、家の中の網戸に這わせ羽化を観察していました、お供えのキャベツについていた青虫を育て、放ったモンシロチョウも数知れず、それを見ていた隣のおじさんが何かと幼虫を持ち込まれ、大きな蛾の幼虫に恐れをなすこともしばしば…。もっとも見惚れたのは子供が学校のプールで採集してきたヤゴと、やはり学校から(希望者)譲り受けたマユ、ギンヤンマと絹そのもののカイコの成虫は美しく品があり感動を頂きました。
実は虫など全く興味なかった自分なのですけど、ほんとに人は変わるものです、ありとあらゆる場面で亀有教会御用20年は、私の物差しや考え方を根っこから引き抜かれた年月でした、合楽教会で習った金光教の教えを亀有で心身に打ち込んで頂き、見るもの聞くもの色彩が鮮やかになっていく感じです、和賀心を求めることは心の羽化なのかもしれません!。今日も日差しがすさまじく雨戸は最低限の採光のみであります、共に夏バテには気をつけたいですね、ありがとうございました。