新旧交代

御祈念に使う拝詞集、御本部から出版されたものはもちろん、各教会独自のものもあります、亀有教会はある信者さん…ではなく亀有教会在籍教師の主人の父が、文字の大きさから行間など一つ一つを自ら吟味し、印刷製本手作り拝詞集を作成したものを使っています。控えめな見た目と使いやすさ‼︎亀有教会の信者さんはじめ、遠隔地からお参りされた方は「これ頂いてもいいですか?」と尋ねられ、数は減るばかり。毎日使うものなので手にしっくりくるもの、字が読みやすく手繰りやすさを兼ね揃えた逸品。気にしていませんでしたがもう10数年たち、色も褪せたことを受けまた取り組んで下さり、この度新しい拝詞集を9月より使わせて頂いております。

亀有教会は金光教教師4名が在籍しています、あの事このこと信者さんを含め皆で教会創り、そして和賀心創りに取り組んでいます、思いもしないありがたいことになっています。明日は御本部の生神金光大神大祭 第2日目です、どうぞよろしくお願いします、今日も一日ありがとうございました。

土壌なる人

10月は生神金光大神大祭の月、そして亀有教会初代教会長 髙松和子姫御帰幽月でもあります、今から18年前の10月23日のこと。その2年前に食道ガンの診断を受け、築地のがんセンターで放射線治療で2週間ほど入院し、間隔を開けてまた入院治療と半年ほど繰り返し、それからは外来での定期的な診察、それも1ヶ月ごと3ヶ月ごとと延びていき経過が良いのだとくつろいでいました。発症から2年経ち定期検診から2ヶ月後、少し風邪の症状が出て呼吸も苦しそうなので次の定期検診を待たずに近くの病院へ。「お身内へ早急に知らせて下さい」と、レントゲンに映るガン映像を前に再発を告げられました。
76歳の生涯は敗戦による実家の没落から意に沿わない結婚、長女は3歳で他界、結婚10年を迎えることなく主人も見送り、一歳の次女と2人荒波に呑まれるところを、合楽教会の初代が説く金光教に導かれ歯を食いしばり生き、次女の身体障害発症から親子で教会修行生活、東京 亀有布教とまるで長編小説のように圧倒的です。

ここ数年はたくさんの関わりある方々を御霊の世界へとお見送りしています、その度に自分の未熟さから不安になり、行き詰まりを感じることもしばしばです、それでも教会で日々の生活の中に神様から助けて頂いている、その繰り返し繰り返しはありがたい方へ心を創る糧となりました。これからもずっと。今日も一日ありがとうございました。

お力添え

ここ数年なんとなく食が細い教会長、ご飯をお粥にしたり栄養バランスを少ない量でとれる物を考えますが、どうしても食卓はお供えのお野菜中心、それはそれで有り難いのです。ここ数日パンのお供えが続き先代へお膳でお供えします、いつもは子供たちの朝食に頂きますが、今回は教会長に食べて頂こうと思いつきました。バターたっぷりのデニッシュ、かたや手作り⁉︎のパン、身体に力が着きそうです。教会長も思いのほか喜ばれ「ホテルみたい」といつにないメニューに、食が進まれホッとします。また甘酒のお供えも続き、毎日一杯「飲む点滴」がおやつです、信者さんの取り組みお祈り添えが伝わり自分では気がつかないことを、このように導いて頂く喜びと安心は得難いです。

桜の葉が色づく間も無く散り始めています、秋を感じます、今日も一日ありがとうございました。

御本部大祭 1日目

御本部では本日 教主金光さま御祭主のもと、生神金光大神大祭 第1日目が恭しくお仕えされたことと拝します、その余波でしょう、亀有教会広前は終日数珠つなぎのお参りがあり、金光と地続きである実感をいたしました。先月までの御霊様中心のもよおしが一気に変化し、この3日間は生神金光大神の威徳は生きていると言わんばかり目まぐるしいようなお働きを頂き、だんだん緊張が湧いて参りました、特別な大祭月が来ています。

今日は抜けるような青い空でした、仰ぎ見ていると自己の小ささに加え天地に抱かれている安心を、こみ上げるようなお礼の気持ちと共に味わいました、金光教は大きく頼り甲斐のある親を頂ける宗教だと思います、育ちたいですね。明日もよろしくお願いします、ありがとうございました。

緩く変化

昨日の冷え込みから一転、焼け付くような日射しの一日、されど10月秋は秋、湿度も低く屋内は過ごし易いです、夜には突然の雷鳴と雨、最近の空模様は盛りだくさんです。

夏休みが終わり昨日から新学期が始まった上の子、ようやく講義も対面が増えるそうで昨夜は嬉しそうに電話をかけて来ました、雨で傘が壊れたとも(笑)。下の子も今までの時短授業体制から通常通りの時間割開始、当たり前なのに感動して皆で拍手‼︎ 緊張の面持ちでこれまでより1時間と少し早く、元気に玄関を出て行きました。
スーパーコンピュータでも予測できない世界のこと、この先どうなるのか ふっと想いの淵に沈みそうな時もあります、だから神様を頂く、毎日のご祈念信行に 目の前の事柄に心を使う行、教えを受け身の回りのことに心を込めお礼の心を育てていく、この繰り返しは和賀心の軸が少しずつ作られていく過程。振り返れば10年前20年前より生きている実感があります、一歩一歩ですね、明日はいよいよ御本部で、生神金光大神大祭 第1日目が仕えられます、ワクワクします、今日も一日ありがとうございました。