いつも新鮮

私にとりまして金光教の教えの親は合楽教会二代教会長 大坪勝彦先生です、初代教会長である父を誰よりも尊敬し、親のためならたとえ火の中水の中、そんな勢いで御用に邁進されていました。その傍、教祖様の生き方と金光教独自の信心を追い求め、出版されたものだけでなく金光図書館から資料を借りるなどして、教祖の信仰を求め明け暮れいつしか修行生のみならず、信者さんも教祖勉強会に巻き込んで行かれました。根っから金光教が好きだったのか環境がそう導いたのかわかりませんが、人生の全てを本教に捧げた人でした、後を継ぐ責任を細く長く貫かなければと、思いを馳せる日々です。

教内では知らぬ者がないある先師のご本が送ってきていたので、今日少し読み進めると信仰と布教の情熱、その迫力にたじろぐ程でした、そして我が教えの親の姿をふと思い出し懐かしくも…親離れ出来ません、明日もよろしくお願いします、ありがとうございました。

育てる金光教

金光教の家庭に嫁ぎ信仰を素直に受け入れ、実意に御取次を頂きながら生きてこられた方、故あって一年半ほど前から亀有教会に縁を頂かれ、月1・2回の参拝は欠かされません。今日は信心の輩を連れておみえになりました、亀有教会で御取次を頂きたいことがあるとのこと、教会長の言葉へ一心に耳を傾けその後、主人にこれまでの過程を話してくださいました、広前の底力を感じて下さったようでした。
ここ数年他教会の信者さんがお参りされます、金光教は一つなので納得できる広前に引き寄せられるのはごく自然なことと私は思います。それにも増して出会えた信者さんが皆相当の品性と、信仰的人格をお持ちになっている事実、これは信仰の中に磨かれた賜物でしょう、正直習うことが多い!金光教の道はこれからだと、隆々とした流れを感じるのです。

パンパンに実るおミカンがお供えに届きました「はるみ」というかわいい名前、その日の午後参られた方がはるみさん、主人は参拝のお知らせだと直感していたそうです、神様は身近な存在ですね、今日も一日ありがとうございました。

メール

時折メールで交流する姉、久々届いたメッセージは「懐かしいお菓子を発見したので買っちゃいました」と、子供の頃育った地方の銘菓のことでした、私は〇〇が記憶にあると返信すれば兄にも同時発信だったようで「よく覚えてるね」と驚きの声、いつもは件名のみの兄と記憶を辿り珍しく(初めてかも)やり取りしました。姉は数年前に甥と姪を連れて教会に来てくれました、思えば兄とは10年以上会っていません、それでも同じ調子で言葉を交わせることはちょっと変わった道に進んだ者として、感謝の気持ちであります。

それにしても食べ物の記憶は年月がどれだけ経っても色あせません、私が食いしん坊だからなのでしょうかね、明日はどんな出会いがあるでしょう、今日も一日ありがとうございました。

旬日祭

本日亀有教会広前では、合楽教会在籍教師 大坪幹三郎先生の三十日祭が仕えられました、若き頃よりお兄様の二代教会長を支え一心に教会御用に打ち込まれ、ご晩年には和賀心学塾と称し数人でも申し込みがあれば、教祖さまと初代親先生の事跡の勉強会を開いておられました。先立たれた奥様の東京在住のお姉さまと義姉さま、そして信者さんがお一人玉串を捧げ、祭典後は親戚ならではのプライベートお写真を見せて頂き「実感がわかない」と本音をつぶやきつつ、懐かしい話を口々に交わしました(無論マスクと適度な距離を保ちながら)。

先週一人暮らしの部屋に戻った上の子が思いもかけず、桃の節句に合わせたように帰宅したので、雛人形は早く片付けないと婚期が遅れるんだってと話をしていると「もういいや」とまさかの教会長が承っていました、訂正しませんでしたけど。今日はしみじみとしたお広前でした、毎日ありがとうございます、明日もよろしくお願いします。

時移り

私が金光教にご縁を頂き7年間修行生でお世話になった合楽教会、もう30年前になります、当時は初代教会長がご存命でしたが教会御用は長男の勝彦先生を先頭に、次男光昭先生 三男幹三郎先生 四男栄四郎先生が手分けして当たられていました。教会ご家族30数名修行生は独身から夫婦家族合わせ70名、数十年間入れ替わりはあるものの100名ほどが同じ屋根の下に居たわけで、それはそれは活気に満ちていました。この四年の間に光昭先生 勝彦先生、そして先月幹三郎先生が立て続けにお国替えになり、現在は四男栄四郎先生家族と三代目の先生が中心になり、修行生はほぼ教会子弟で否応無しに時代の流れを感じます。教えの親に喜んで頂きたい、その一心で亀有教会御用に打ち込んだ20年、これからは神様一心で道を歩まなくてはなりません、明日は幹三郎先生の30日祭を亀有広前でもお仕えします。

今日も元気な参拝が続きました、一所懸命な信者さん方のご姿勢に触れ励まされる思いがします、明日もよろしくお願いします、ありがとうございました。