カテゴリー: 2022年11月

二代教会長のお国替えという節目に立たされた今年の亀有教会、1日 10日 18日 23日 にお仕えする月例祭の際、奇数日は教会長 偶数日は主人がお話を受け持ちかれこれ20年、今は奇数日が教会長に就任した主人、偶数日が金ちゃんという青ざめる事態に…。月例祭に関して信者さんへ参拝を促すことはなく、教会教師がきっちりと努める事に重きを置いているので、1日のみ参拝する方が多く今日も粛々と祭典が執り行われ、最後の拝詞を唱えながら「よし！お話は免除」と胸を撫で下ろした直後「ガラガラ」と玄関の開く音…⁉︎冷や汗を吹き出しながら御用勤めました、これも稽古、50の手習いです。

先日私用で都内に出た帰りの電車でのこと、大きなリュックを背負う2人の男子高校生が乗り込んだ、帰宅ラッシュの時間帯なので足下に下ろすかなと見ていたが、どうやら修学旅行の帰りで状況に慣れない様子。やたらテンションが高い子らは旅行先での出来事を交互に話している、なんとも幼いというか微笑ましいというか笑いが込みあげた、そのうち会社員風の男の方が「君たち下ろそうね」と声をかけていたが優しげな感じの物言いで、車内は高校生の興奮を見守る雰囲気に包まれていました。

亀有桜通りは落葉真っ最中、乾燥した落ち葉も集めれば結構あり、今日は朝昼晩と掃き40リットルのポリ袋一枚と半になりました、今朝燃やすゴミ収集で3袋出したばかり、もう少しで冬の姿を見せてくれるでしょう。気持ちのいい声をかけて下さるご近所さん、立ち止まって昔話を始める方、下校中のお子さんが挨拶してくれたり、外にいるわずかな時間に出会いがありました、亀有住まい21年目、地元感出てきました。

去る10月合楽教会に長くご縁のあるご夫婦が55年記念祭に向け参拝、どちらも親族が健在で1組は1週間の日程、もう1組は約1ヶ月の福岡滞在で縁ある教会を巡拝予定と…こちら亀有教会では年齢や身体の事などを含めやはり気がかりで、ラインなどにお届けが入るとホッとしていました。2組ともおかげの中に無事帰京、昨日その方々が参り合わせ口々におっしゃるのは「2人だから行けました」というありがたい言葉、長い人生の中には様々な嵐や山谷があったのです、夫婦で信心を頂き超えて行き、拝み合う側から見ても麗しいご夫婦になって行かれた、この実証が金光教の宝なのだと強く思います。

来週日曜日は亀有教会生神金光大神大祭をお迎えします、で本日は…午前中参拝者の間に電話のお届けが次々、宅急便でお供えが届き中をあらため、午後にも参拝が続き常とは違う空気感、それはまるで前夜祭のような賑わい。参拝の皆さんから大祭への意気込みや神様への御礼が伝わり、この勢いをエネルギーとして大祭まで一歩づつ準備を進めます、どうぞよろしくお願いします。