カテゴリー: 2022年09月

今月は霊様の月でした、御霊様は家の根、そこを大切にする皆様の上に、さまざまなお働きが起きたひと月でした、早かったようで長く感じた9月、気がつけば季節はすっかり秋ですね。

ハッピーバースデイ教祖様、いやいやハッピーは私たち氏子ですね、岡山県の占見村の農家香取家に生まれた次男源七くん、両親の愛情を受け無事にお育ちになり、12歳で大谷村の川手さん家に養子に入られました。養父の言いつけを守り家を盛り立てることに打ち込み農地を広げ、村内でも次第に信用を集め一目置かれる存在になります。反面義弟と養父を相次いで亡くし、授かるお子様を3人も病で亡くし、飼い牛に至っては一年違いの同じ月日に亡くすという、不可思議な出来事に見舞われるのです、35歳過ぎた頃まだ教祖様の根底を作った時代でしょうか。

今日は午前中に思いもかけないお参りがありまして、つい気持ちがあふれてしまい、午後の御祈念の先唱をお仕えすると、もう１日が終わったような気分になりました、夕食はお味噌汁を作りますが、あとはお魚を焼いて炒め物を付けてと、少々手抜き感漂う食卓になりました、ここだけの話ですけど（笑）。

今年は近くの中高から体育や部活動の元気な声が聞こえます、もともと生活音の一部で気にもしていませんでしたが、この渦中で火が消えたように…、小学生の遊ぶ声すら聞こえない日々が続き「それはあんまりよ」と内心悶々としていました。下校時のはしゃぐ声は男女問わず良いものです、走り回る足音が建物に反響して賑やかなのもいい、子供達の活動が一刻も早く全面的に戻ることを願います、そういえば上の子も10月からの全講義が対面になるそうで「もはやめんどくさい」などと言っておりました（笑）。

長年にわたり教会並びにご近所を悩ませた、都営住宅内のメタセコイア三本、勇壮な立ち姿は反面落葉が手に負えない量で、パラパラと分解され砂粒のようになり、アスファルトの上を風で舞い、吹き上がり雨どいに溜まる量は相当でした。落葉前の剪定を都に相談した事も…忙しい中相済まない思いと、お布団および洗濯物さえ出せない期間もあり、少し神経質になるほどでした。20年近く経ちお付き合いも慣れてきた頃、今年春突然の伐採⁉︎呆気にとられ、以降昼過ぎから西日の光の差し込みが激しく、日陰の恩恵に浴していた事に気がつきました、知らぬおかげが多い、ありがとうメタセコイアのお話。