閏日

四年に一度の閏日、教会長共々おまけのこの日をいつにも増して大切にしようと、朝からお互い黙々と御用に勤しんでおりました、神風に乗ったようにいろいろと目処がついて行く中に、外の作業音が近い?のぞいてみると…


桜の木がある!しかも通りに用意された箇所全部に植樹されていました、この2月29日というのがことさら有り難く感じます、勝手ながら金光教亀有教会シンボルツリーに認定(ここだけの話)、これからよろしくお願いしますとご挨拶申し上げました。

教祖様は日が暮れたら大晦日、夜が明けたら元旦と日頃の心がけを説いてくださいます、なかなかそこまでは至りませんが今日の特別感は格別でした、今月もお世話になりありがとうございました、3月もどうぞよろしくお願いします!。

早咲きの桜


文京区に所在する金光教東京センターへ会合のため教会長出向、いつも京成本線お花茶屋駅から上野まで電車を使いそこからは徒歩、それなりの距離で勾配も多い地区ですが、不忍池から湯島天満宮へ向かい本郷辺りまでは昔ながらの東京の風情で、プチ東京散策といったところでしょう、帰りに不忍池の河津桜をパチリ、カモメもついでに、いい顔です(笑)。


成り行きを尊ぶ、黙って治める、合楽教会の信心の基本です、ただし消極的な成り行き任せや黙りこむとは違います、意見交換の場で明確な意思があるのに黙している方を見ると悩ましい、押して引いてと人間としてやりとりの向こうに、信心が役に立つ世界が広がる 、なかなか伝わらないもどかしさが私の修行です、がんばろう、今日も一日ありがとうございました。

大風吹き

金光教の教祖様は書き物を数冊残されています(残されたのは跡を継いだ方々ですね)、神様のお指図でご自身の生まれた時からの事を一冊、神様から頼まれごとが始まってからの事を一冊、お金の出し入れから当時の米や綿などの相場から気象に世情が一冊、他2冊ほどでしょうか、とにかく筆まめだったことは間違いありません。昨日から今日は大風が吹き荒れています、教祖様の手記にも大風吹きと度々あり天地のご威力を私たちと同じように感じておられたことが、なんとも有り難く感じます。

遠い存在ではない同じ人間だった教祖様、その様々な表情を垣間見る教えを集めた小冊子を、亀有教会布教30年の記念に皆さまにお届けする予定です、まだまだこれからの金光教ですよ!今日も一日ありがとうございました。

誕生日

若い頃から一心に…無心に両親を支えてきた方、様々な神様のお働きを経て地方から東京へ来て亀有教会にお参りすることとなり10年弱、数年前良縁に恵まれ皆から祝福される夫婦が、そして今日「親」としての誕生日になりました。今月は結婚式2組、両家友人食事会2組、お相手の両親へ挨拶1組、そして親と赤子の誕生1組、かつてない働きの渦が巻いています、もし何か迷っている方はエイっと飛び込むといいかも、事が動く時期のようです。

結婚すればお互いに修行は必須、また相手の親(もしくは自分の親)や家族との関わりと、人が増える分問題は発生するものです、それでもそれは価値あるものが育まれる種のようなもので、どうぞ温めてほしい土壌を肥やしてほしいと願います、かくいう自分も日々がその繰り返しであります!今日も一日ありがとうございました。

タオル一本が売れない

合楽教会の初代教会長はもともとお酒の商売人で、その手腕を買われ外地で大成功を収め、戦後無一文で帰国後今までの信心は間違っていたと方向転換、そして細々続けていた商売もタオル一本が売れないという状況に追い込まれ、ご結界奉仕が始まります。布教功労者報徳祭の今日たくさんの会社名入りタオルと、レース付き老舗のタオルがお供えになりました、思えば亀有教会は今日までタオル一本買ったことがない、初代のご修行と奥様のお御苦労から端を発した先の自分逹なのだと、強く噛み締めています。

冷たい雨の中に皆さま遠路からご参拝を頂き、心からの感謝と同時に頭が下がります、87歳の信者さんが1人で電車を2回乗り継ぎ参拝、女学生のような笑顔で御礼のお届けをなさいます、胸がいっぱいになりました、今日も一日ありがとうございました。