がんばれ鳥たち

カラスは賢い、集団で連絡を取り合いながら出し方の悪いごみ集積場から食糧を見つけ皆で分け合い、わずかばかり民家の雨樋に隠したり、時にルール違反の尾長鶏を牽制したりと日々忙しそうにしている。

今年は妙だ、集積所のネットを集団ではぎ取り手当たり次第ごみを引き出し散乱させている、秩序ある出し方をしていれば手を出すことは無かったのに必死で食糧を探している様子。ヒヨドリも同様で、例年年明けして食べに来ていた南天の実、今年は一段とたわわに実っていたが何ともう一粒も無い、ご近所の赤い実もいつになく早く実が無くなった。

えさ場が無くなったのか理由をわかる術はないけど、仲間通し連絡を取り合う鳴き声は悲痛で胸が痛む、最近は早朝野良猫に餌を配る人をカラスも待ち、初め猫は威嚇していたが何と今では一緒に食べている、すごい光景です。台風や大雨大風、どこもかしこも被災地で満身創痍の国体、それは人間だけでは無くこの国の生きとし生けるものすべてなのだと感じます。

神さま、今日も1日ありがとうございました、合掌。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA