桜・・・です

夜、桜の下を歩く、ゆっくりゆっくり。風も同じくらいの速度、今日は緩やかで優しい。
23年前教会購入時の写真を見ると、まるで子供のように若々しい桜並木、人の胴回りと変わらないくらい?今は大人でもすっぽり隠れられそうなどっしりとした太さになっている。成長が早いソメイヨシノならではともいえるが、この並木の下を通り生活している人々の生業の様子を栄養にしたのではないかとファンタジーめいたことを考える。
満開になった桜はまんべんなく枝に花を付けている、その付き方は花の集合体がポンポンと間隔良く施されているようで面白い、重たそうにしなっている。昨日学校での面談の帰り、桜吹雪の中子供が「幻想的だね」とつぶやいた。お日さまが高い時間で「幻想」という表現がふさわしいのかどうかと思う私は野暮で、きっと彼の中でこの日の桜は一生忘れがたい光景として残るのだと思う。
そんな忘れがたい想い出を刻みつける、桜は記憶のカメラマンのようだ。

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