千と千尋

亀有教会への御用入りが決まり気が重い日々を送っていたころ、大好きな宮崎駿の新しい映画が上映されるというので、最後の思い出のつもりで主人と倉敷の映画館に行ったのが18年前の8月のこと。当時1日1日と刑を受ける日を待つような心境で、主人がお休みの日はなるべくどこかに出かけて思い出を作ろうとしていた、それほど亀有教会で始まる日々に戦々恐々としていた。
昨日地上波でその映画が放送された、今では子供たちも好んで見る映画だ、未だ私もつい手を止めて画面を見てしまう。初めてスクリーンで見た時は気持ちが塞いでいたこともあり、本筋よりもサブキャラの哀れさばかりが目についたが、昨日ちょいちょい見ていると主人公の必死な様子や成長に素直に感動した、この世ならぬ世界での物語に人間の欲や日本人としての礼節の大切さがちりばめられていて、やっぱり宮崎アニメは面白いと半世紀近く生きてもそう感じた。
18年という時の中で生かされるだけ生かされ、分かったのは散々神さまへ手間をかけているということ、素晴らしい縁の中にあり続けているということ。これから亀有教会でどうご恩をお返ししていけるのかわからないが、こうやって見える世界は変わっていくのだろう。
今日も一日ありがとうございました、合掌。

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