9月1日

東京は亀有教会で何度9月1日をお迎えしただろう、いつからかこの日はいつもの月例祭には無い祭典前の黙祷を捧げるようになった、関東大震災が起きた日。
特に関東に縁があるわけでは無いのだが、信者さんに旅行に行くその先の歴史を調べ災害や人災が起きた場所に足を運んで、御神米をたむける方がいる。先の東日本大震災の地にもあちこち出向かれ、心に残る場所場所でご祈念をそっとあげられる、ニュースで耳にした人々に会いに行かれたこともある。何もできません、ただご祈念を捧げてくるだけです、そういう姿勢で日本の各地を奥様と共に旅へ向かわれる。こういう信者さんに影響を受け、災害の痛みを共有し、そして復興に尽力されたたくさんの人々への感謝といたわりを込めて、黙祷を捧げる取り組みに繋がっている。
祭典後には信者さんから「そうでしたね、関東大震災の日ですね」という声が口々に聞かれた、ただ何が正解かはわからない、それでも心が動くことには行動を伴わせたい。やらないまま悔いを残すことだけは、イヤだ。
今月は御霊月です、お世話になった方々や、今につながるご先祖さまに心を寄せる日々を頂いてまいります、ありがとうございました。

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