天地金乃神大祭併せて布教30年記念祭

木々の緑も薫る去る12日、お天気の上にも縫うようなお繰り合わせを頂きました中に、午後1時より天地金乃神大祭併せて布教30年記念祭が仕えられました。

会場となったテクノプラザかつしか大ホールで祭典が仕えられるのは今回が初めてでしたが、午前9時の会場使用開始時間と同時に多くの信奉者が御用に駆けつけました。まずは会場の設営、その後、前代未聞!?御用者全員参加での祭典リハーサル、より良い御祭典をとの思いから教師信徒、老若男女問わず様々な意見や知恵が飛び交い、始まる前から皆さまの真心と情熱に会場が包まれました。


様々な試行錯誤がありながらも一通りリハーサルを終え、祭典開始10分前から、まず布教30年の歴史を綴ったスライドショーがスクリーンに映し出されました。

スライドショー終了後、司会による祭典開始のアナウンスが流れ、続けて約4年半ぶりとなる典楽会の演奏にて祭典開始、祭詞奏上では布教の発端となった、昭和51年11月の初代合楽教会長による「東京布教は順子さん」とのお言葉から、今日に至るまでの経緯が述べられ、来賓、親教会からの参拝者など合わせて25名の代表による玉串奉奠と続きご祭典が閉じられました。


10分間の休憩後、初代合楽教会長最初のお孫さんであり、二代合楽教会長のご長女でもある広島県大竹教会在籍・早羽聡子先生の記念講話を頂きました。誰でもが家に持ち帰り、具体的に取り組めるわかりやすい内容に記念祭がここからの銘々の信心生活に生かされていく手応えを感じました。


講話後は教会長挨拶、場を移して信徒・石本興亜氏による乾杯の挨拶に続き直会、後半には髙松和子初代教会長、髙松順子二代教会長の足跡を辿ったスライドショーを鑑賞、最後に信徒総代3名が揃い、代表して山田ふみ総代より御礼の挨拶があり締めくくりとなりました。


13日のブログでもありましたが祭典当日、いつもは泥の付いたホウレン草をお供えになる方から、泥が落とされた状態でたくさんお供えになるという成り行きがありました。初代合楽教会長が昭和30年に、いわゆる「ホウレン草のお知らせ」を頂かれ、より垢抜けたご修行へとご信心の段階が進んでいかれたように、私どももこれまでの30年の積み重ねを土台として、新しい信心のステージへと進ませて頂き、金光教人としての独り立ちをしていくための根を張ってまいりたいと願わせて頂きます。

以下、講師紹介・記念講話・教会長挨拶の音声です。

24.05.12 天地金乃神大祭併せて布教30年記念祭・講師紹介

24.05.12 天地金乃神大祭併せて布教30年記念祭・記念講話(早羽聡子師)

24.05.12 天地金乃神大祭併せて布教30年記念祭・教会長挨拶(末永正次師)

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