今日3年の式年を迎えたタナカさんは布教所時代からのご縁、「 信心は今ひとつ分からん」 と一見不真面目な風体を気どられますが、 教会長親子には献身的に心を遣われ、 特に私たちが後継の命を受けてからは教会との関わりも変わられ、 というより面白いもので内輪揉め(修羅場) の際ちょうどお参りになるのがこのご夫婦でした。 誰を諭すこともなく、いつも変わらぬ淡々とした態度、 それでいて教会の子どもたちには温かい言葉をかけ成長を喜んでく ださいました。患われてからは数ヶ月に一度 酸素ボンベを携え参拝、 お孫さんも一緒で和やかな和賀心一家のご様子でした。 お国替えの前日に教会長へ電話「 こんにちまでお世話になりました、私は今日明日までのようです、 教会の皆さまありがとうございました、 信者さんたちにもお礼を伝えて下さい!」 と受話器越しにも聞こえたはっきりとしたお届け、 和賀心人格を形成した方の旅立ちに接することができました。
3年間で子どもたちは私の背を追い越し、 自分は内輪揉めしていた頃からすこーしは和賀心に近ずいているの かな…「先生あんまり難しく考えんがいいですよ」 タナカさんの声が聞こえそうです、一歩一歩ですね!。 今日は一段と桜が開いています、5分咲きくらいでしょうか、 彼岸もあすまで、どうぞよろしくお願いします、 ありがとうございました。